荒川区では2月25日~3月11日にかけて予算に関する特別委員会が開催されました。私も60分質問させていただきました。特に保育費については、お母さん達の強い要望もあり、昨年陳情書を採択したゼロ歳児の11時間保育の現状について質問させていただきました。新年度4月からは、区立認可園5園で予算をつけて始める予定で、私立認可園はニーズ調査をしてから実施を検討するということでした。
①まず、陳情採択後の平成30年度の実績人数について何名いたか?→私立園で10名(各園1~2名)が、11時間保育を利用しました。
②尾久地域には、実施園が今のところ区立も私立もない現状ですが、対応はできるのか?→ヒアリングを実施している最中だが、少なくとも1園は私立園で実現したい。
③11時間保育をしている園を探すのに電話を掛けて確認するのは大変だが、実施園についての情報公表は順次していただけるのか?→確定したら順次公表したい。
④ヒアリングの結果の公表はするのか?→検討したい。
⑤東京都のベビーシッターの補助の受けれる制度について、荒川区では実施するのか?→後残り1年だが、実施に向けて動きたい。
ここまでは予算委員会の中での答弁でした。その後、3月も後半に入り、ヒアリングも終わり、会社の都合で時短勤務が取れなかったり、通勤時間のかかる会社にお勤めのお母さん達が、4月スタートの時点では区立5園で16名、私立16園で39名のニーズがあり実施することになりました。私立園では31園が対応可とのことです。尾久の地域にも私立ですが2園対応できる園が出ました。荒川区の働くお母さん達の選択肢が増えたということでがんばった甲斐があったなと思った瞬間でした。